スクラップというのは山を捨てることではなく、国が買い上げるとか、いろんな道があるんでありますから、私はそういうことで調整を行なうべきであって、企業をやっておりますというので危害予防もしないで、昔の、女工を働かせ少年工を働かせ、公害や災害に巻き込んだというような事態は、少なくともいまの産業、炭鉱においてはない。
この周、少年工などとして働きながら、大阪キリスト教青年会英語学校、浪華商業学校、関西大学を御卒業になりました。 年若くして労働運動に身を投じられたのは、第一次大戦後の不況による解雇が契機であったと承りまするが、大阪キリスト教青年会英語学校に勉学されたのも、社会主義理論を原典で理解したいという押えがたい希望からといわれ、当時からすでに非凡の志を抱かれていたのであります。
今日におきましては、労働基準法の内容も広範になり、労働監督も各方面から行なわれておりますが、私は、やはり労働監督の根本は、何といっても婦人、少年工の保護ということになると存じまして、これにつきましては、現在基準監督におきましても、重点を置いているところであり、将来もさようあるべきだと心得ております。
しかも少年工なり見習工としての地位は企業内においても不十分であり、わが国の労働慣習の中においてもいまだにその地位が明確に保障されておりませんで、労働時間の中において賃金を失うことなく教育を受けるという制度が確立をされておりません。
現在、企業内の訓練所あたりにおいて三カ年間ぐらいのいわゆる少年工、養成工に対する上級の技術者、技能者としての養成が行なわれておる。それから一般の本工程度の技能者養成というものが行なわれておりますし、片方においては非常に低いところの臨時工的な技能者養成というものが行なわれていることは事実であります。
その中で学生、生徒の非行問題についてそのデータがあげられておりましたが、特に働く少年、つまり少年工等の対策に重点を置くべきではないかという御発言がありまして、私も同感しているわけでありますが、そうして働く青少年に対する対策、これは全然時間がないために御意見を拝聴することができませんでしたが、もし御意見をこの際伺わせていただければ、大へん仕合せだと思います。
私は品川に住んでおりますが、大井の盛り場などに参りますと、そういう小さい少年工のようなものが、不良の卵、チンピラの卵のような形でうようよしております。いろいろ話してみますと、自分は昼間まつ黒になって働いているんだと、せめて夜だけでもいばっていたいという言い方をします。
なお、技能者養成につきましては、中小企業の面のほかに、各会社等におきましてもそれぞれの施設を持ちまして少年工の養成、技能者の養成をいたしておるわけでございますが、それと相待ちまして、こういう中小企業の方の技能養成をこの九百万円でやっておるわけでございまして、全体を通じて考えますと、相当の規模の企業に行われておるのではあるまいかと存じます。
先ほども申し上げました通り、少年非行の防止ということにつきましては、私ども今日までもいろいろと工夫をこらして参っておるのでございますが、今後ともこの点につきましては十分工夫をこらしまして、各関係機関、特に、先ほどもお話がありました通り、多くの少年工等をかかえておる工場、事業場等の経営者、そういった方々とも十分に連絡を密にしまして、少年の善導と非行防止のためのあらゆる方策を講じて参りたい、かように考えております
そうすると、累犯とか再犯というのでなしに、初犯者に対する防犯という面を考慮しなくてはならないのではないか、それには、たとえば学校とか、あるいは少年工を使うような工場とか、そういう面に対して十分の調査連絡が行き届かなくてはならないのではないかということが考えられるのですが、この点について手が伸びておるかどうか、まずこういうような点だけ伺っておきます。
また高額所得者と低額所得者との保険料の出し方、そういうことについてもやはり均衡を考えなければならぬし、家族が非常に多い被保険者と単身の女子の被保険者あるいは少年工のような者とのバランス、またひいては在宅患者と入院患者のバランス、そういうようなこともやはり保険を一緒にやっていくものの中では賃金問題と同じように特にデリケートな感覚でそういう問題が不平不満で中に残ってくるのであります。
この予算でどの程度の婦人問題、幼少年工の問題を解決することができるか、一応の予算内容をひとつお聞かせを願いたいと思うのであります。
このことは、技能者養成を名とする満十八歳未満の男子の入坑許可及び一般少年工の使用、一部女子の深夜作業禁止の緩和等労働基準法の改悪、その他労働強化、賃金低下のための諸施策、労働組合抑圧のための争議の調整、争議調整に関連する争議行為の禁止等、労働法規の改悪、破壊活動抑制を名として民主的労働組合その他民主的諸組織の行動をも制限する特別保安法、デモ行進取締法等、弾圧立法と裏肚をなすものであります。
BCGを接種することによつて、結核を発病させる、あるいは潜在性のものを誘発させるおそれはないという御結論になりまして、昭和十八年、当時国民学校を卒業して新しく工場に入つて来るいわゆる少年工に結核の発病が非常に多うございましたので、それの対策に行政的に取上げまして、この少年工たちに実施いたしまして、その結果も非常にいい結果を得て来たのでございます。
これは工場労働者、ことに戰爭中の少年工、少女工、そういつたものの制度がなくなつたという点にもあると思いまするが、さような数字になつておりまして、これを正確に各社会層の少年の人口というものと対比しないと、断定的なことは言えないと思いまするが、はなはだその点私ども研究が不行届きでございまするが、現われた数字はさようなわけになつております。 —————————————
足利地方ではこれまでの年期制度は段々薄らいで來て、少年工、つまり子供たちを使うておるけれども、むしろお客樣扱いにしておる。こう言うておるのであります。子供が帰りたいと言わないのは満足しておる証拠である。こう言うのであります。それらの代表的意見というものは栃木縣の兒童課長の報告というものを一覧すれば判明いたします。
かるがゆえに事業主は勞働者を雇う場合失業していた者を採用することはきわめて少く、初めて職に就く者、たとえば新卒の少年工や農村出身の末經驗者を採用して、これらの勞務者を養成する方がより能率的であり效果的であると言われておるのであります。